本日の9:30に12月4日開催分のRBA議事録の公表がありますね。
これはオーストラリアの経済指標の1つになります。まず、RBAとはReserve Bank of Australiaの略で、日本語ではオーストラリア準備銀行のことです。
RBAは通貨、雇用、経済の繁栄に対して責任を負っています。
RBAの意思決定機関はRBA理事会で、理事会は総裁、副総裁、財務次官、6名の外部理事の計9人からなります。
RBA理事会の会合は1月を除いて、毎月1回第1火曜日に開催されて、RBAの金融政策を決定します。議事は多数決によって決められます。声明文は理事会当日のオーストラリア東部時間の午後2時30分に発表されます（日本時間では1時30分。ただし、オーストラリアがサマータイムの時は12時30分。オーストラリアは南半球にある国でサマータイムを採用している時期は日本の冬なので注意）。
政策金利に変更があったり、政策金利の方向性についての言及、豪ドルの水準についてのコメントがあった場合には豪ドルが大きく反応します。
本日のRBA議事録公表はRBA理事会の会合が行われて、声明文が出されてから2週間後の毎月第3火曜日に発表されるものになります。RBA理事会当日の声明文よりも理事会の内容をより細かく確認できるので、新しい材料が出た場合には豪ドルが反応することがあるので、豪ドルの取引を行っている方は注意が必要です。
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